※稼働品ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:小
裏蓋:小
ベゼル:小
ベルト:新品社外品
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概要・シリーズ背景
「スカイライナー(Skyliner)」は、1960年代初頭にセイコーが発売した手巻きドレスウォッチのシリーズです。
このシリーズは、以前にあった「ライナー(Liner)」という薄型高級ラインの“普及版”という位置付けで登場しました。
ライナーは1960年頃に登場し、短期間で終了しているため、スカイライナーはその思想を受け継ぎつつ、より広い層向けにコストを抑えて展開されたモデル群です。
Ref. J15006E の位置づけ・仕様
Ref. J15006E は、文字通り「J15006E」という型番(ケースリファレンス)を持つモデルで、1960年代前半の製造とされる個体が散見されます。
仕様としては、手巻きムーブメント(21石という記載あり)を搭載。例えば「Cal.402、21石」という仕様の個体があります。
ケース径は約36 mmという記載もあります(アンティークの当時仕様としては標準的なサイズ)。
ケース素材はステンレススチール(あるいはステンレス・金張り/金メッキ仕上げのもの)で、薄型を意識した設計がなされていたようです。
年代・ムーブメント変遷
「スカイライナー」シリーズ全体としては、概ね 1963年~1973年ごろ に展開されていたと言われています。
初期(1963~64年あたり)は、ケースリファレンスが「Jxxxxx」形式で、ムーブメントとして Cal.402(時刻表示のみ)や Cal.956(デイト付き)などが使われていたようです。
その後、「62xx‐xxxx」形式のリファレンスや、ムーブメントが 6220/6222(デイト付き)へ移行。さらに 1968年以降には 61xx 系のムーブが搭載される第2世代へと変化しています。
よって、J15006E のような「J15xxxE」という型番はシリーズの 初期世代(1960年代前半) に属するモデルと理解できます。
デザイン・特徴
薄型手巻き仕様というだけでなく、非常に洗練されたドレスウォッチ的デザインが特徴です。バーインデックス、ドルフィン(あるいはドーフィン)針、シンプルな文字盤構成など。
ケース厚も薄めに設計されており、ドレス仕様として腕元にすっきり収まる仕様だったという記録があります。
「スカイライナー(Skyliner)」という名称には、“空/スカイ”“薄く高く(高級感)”といったイメージが込められているとされ、文字盤のフィニッシュ、インデックスの仕上げなどにも丁寧な造りが見られます。
コレクター・市場的視点
現在ではアンティーク市場で入手可能なモデルとなっており、Ref. J15006(E付等)も数多く出品されています。
市場評価として、「過去5年間で+8.9%上昇」というデータもあり、ブランド平均を上回るパフォーマンスを示しています。
ただし、「希少性」「状態」「オリジナルパーツかどうか」「リストア/修理歴」などによって価値に幅が出るため、購入時には注意が必要です。
注意点・ポイント
1960年代のモデルゆえ防水仕様が十分でないものも多く、「非防水」と記載されている個体もあります。使用時は雨・水濡れを避けるべきです。
部品(風防、リューズ、針、文字盤)に交換・リダン(文字盤再仕上げ)された形跡のあるものもあるため、オリジナル仕様を重視するなら文字盤・ケース・ムーブメントの整合性を確認することが重要です。
時計の機械(ムーブメント)内部は、長年使用されたものについてはオーバーホールが必要になる可能性が高く、状態・整備歴を確認しましょう。
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